四国地方会 in高知 ⑤ 面接練習参加編

『アドラー心理学を活用した進路指導とその効果』新潟・田中好彦さん、田崎景子さんの発表で、模擬面接練習がありました。


進路指導の先生・田中さん
面接練習の高校生役・Kさん
その他、生徒役で数名が参加




以下、Kさんの感想です



面接練習ということで自身が高校生にさかのぼる(ン十年前)気持ちで参加しました。

椅子に腰かけるところから、私の時代の面接指導が頭をよぎり、腰掛けて、背もたれにはもたれない、手はひざ上で軽く組むと思い出しながら、順序良く始めていると、講師の方から「鼻から息を吸って~口から長く吐く~」と言う指導をしていただき、これを2~3回していくうちに自然に背筋が伸び準備ができていくような感じを受けました。

( 中略 )

「自己紹介をしてください」の質問に私は緊張しているものですから、ン十年前の私が上手く言えず「私は三年間部活を頑張りました」しか言えなくて思い出そうとおろおろしていたように思います。

  実際目がきょろきょろ落ち着いてなかったようです。ここで大事な目線について教えていただくのですが、形式が復数人での面接練習でしたので第三者という立場で自分の目の動きが確認できた上で自分がどう目を動かせばよいかが理解できた発見でした。
これで私に少し落ち着きをもたらしました。

 二回目の問いに「私は三年間休むことなく部活動を頑張りました」と目の使い方に気をつけながら言うと見ている人の印象も良くなり、良い点を言ってもらえることで安心できました。

  また同じ質問を一人一人グループ内ですることにより、相手の良い点や、話し方に気づきがあり、自分を振り返ることができました。尚且つこれでいいのだと言う安心感や表現方法も学ぶことができました。

  それによって自信が生まれ、三年間でこれだけは誰にも負けない私のものを見つけることができ、堂々と発言できました。おのずと声もよく出て胸も張っていたのではないでしょうか。
 
( 中略 )

 最後に  うまく生徒役をこなせるかばかり考えていましたが、同じ質疑を何度も受けながら、姿勢、目線、話し方、内容についてグループで取り組み気づきを繰り返すことで自然に自身への勇気づけとなって、自信が込みあがってくる感覚を覚えました。ありがとうございました。
 

はっぴーぷる

アドラー心理学研究会今治・はっぴーぷる 愛媛県今治市で、日本アドラー心理学会の会員とともに、アドラー心理学を学んでいるグループです

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